今回日記を担当させていただきます。3年、恒松海吏です。
選手日記も2周目に入り、今回はスタッフからいただいた言葉について書きたいと思います。
僕は新チームが始動して以降、数々の苦しい試合や大会をトップチームの一員として戦ってきました。その中で監督が口酸っぱく言っており、特に印象深い言葉があります。それは「隙をつくるな。」です。
その中でも特に「手を抜くな。気を抜くな。間を抜くな。」ということをずっと言われ続けてきました。チームのことひとつをとっても、荷物の整頓具合や挨拶の質、チーム内の雰囲気や食事といったもので、そのチームが隙あるチームなのかがすぐに分かります。
大事な試合で転けないプレミアクラスの強豪校はやはりどこをとっても隙があるようには見えませんでした。隙をつくらないチーム・人間になるための小さな積み重ねの大切さを知りました。幸いにもその圧倒的な差を生で感じることができたので、少しでもチームに還元できるようにと今ではトップチームにいることの責任と自覚を持ち、取り組んでいます。
また「手を抜くな。気を抜くな。間を抜くな。」の中で自分の中で特に注意したいのは「気を抜くな。」です。監督の話からも自分の経験からも慢心してしまうことの恐ろしさを重々知りました。
1点勝ち越した状況で慢心してしまい同点になる、逆転されてしまう、次戦の対戦相手に対して戦う前から「勝てるだろう」とチーム全体で慢心の雰囲気をつくって痛い目に遭うなど、「無意識に慢心」してしまうことで、数々の隙を相手に与えてしまいます。
なので、日頃からチーム内で声を掛け合い、緊張感のある雰囲気で練習をする必要があります。現在はインターハイの全国大会にも参加しており、猛暑の中、厳しい戦いを勝ち抜くためには、突く隙のないチームでないといけません。
「攻撃では逆に、相手の隙を突いてやる。」 「どんな状況であっても手・気・間を絶対抜かない。」という強い気持ちをチーム全員で持ち、一戦必勝で臨みたいと思います。